リフォーム業者の選び方5つのポイント

今や新築よりもリフォームの方が需要があるということで、いろんな会社が住宅リフォーム業をやっています。その為、消費者から見たら、どこに頼んだらよいのか分からない!という状況になっています。

そこで、簡単に信頼できるリフォーム業者かどうかを見極める方法をお伝えします。

リフォーム業者の種類

もともと住宅を造ってきた業者が、リフォームもやっているというのはすごく納得できるのですが、なんで、この会社が??と、不思議に思うような会社が住宅リフォーム事業をやっているケースもあります。
リフォーム業者のいろいろを見てみましょう。

家電量販店がリフォーム業界に参入

家電量販大手のヤマダ電機は、技術力で定評のあったハウスメーカーS×Lを傘下に収め、住宅事業に本格進出しました。新築住宅からリフォームまで、集客力を活かした事業展開を行っています。

個性派家具店のニトリがリフォーム事業を開始

家具小売の大手ニトリは、PB商品のキッチンや水廻り商品を開発し、トータルリフォームに本格的に参入しました。

ネット通販も手掛ける建築資材販売のリーベがリフォーム参入

建築資材の卸や小売を行う資材・建材屋さんは、もともと馴染みのある材料を使ってのリフォームはお手のものだったのです。ただ、施工体制の整備が課題でした。
エクステリア商品では定評のあるリーベも自社の施工体制整備し、リフォームに本格参入しました。

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リフォーム業者の選びに悩んだり迷ったり・・・リフォーム体験した誰もが思うことですが、複数社から見積もりをもらって比較するのがいちばん確実な選択方法のようです。

家具屋さんとか資材屋さんとかがリフォーム参入するのは、時代の流れとも言えます。ヤマダ電機のように新築も含めた住宅産業にどっぷり入り込んでくるのもその一つです。

こうした他業界からリフォームに参入してくる企業のうち、もともとの業界で実績があり、それなりに準備をしてきた場合は心配はありません。

ハウスメーカーや地元のビルダー・工務店が、新築+リフォーム事業を行っているのもごく当たり前のことです。
注意したいのが次のようなケースです。

注意したいリフォーム業者の特徴

  • 業績が急成長している業者
  • 見積してから大幅な値引きをする業者
  • 施工した事例を見せてくれない業者

リフォーム業者選びで注意する点はたくさんありますが、代表的な例としてはこの3つでしょうか。

業績が急成長している業者は要注意

どんな業界にも言えることですが、業績が急成長するにはヒト・モノ・カネの経営資源が揃っていて初めて出来ることです。ところがこれが揃っていないのに急成長する会社があります。
揃っていない経営資源の要素を、別の手段で無理やり補ってやる方法です。

20年前のバブル経済そしてバブル崩壊の頃に破綻した企業がありますが、この典型的なパターンでした。
そのパターンがまた繰り返し行われています。

例えば、社内に人材が揃っていないので本来は、広範囲に営業地域を拡大できるはずがないのに、高額な歩合給を提示して付け焼刃的に人を増やし、成績が悪ければどんどん社員をクビにする。こんな手法で無理やり業績を伸ばしていますが、いつかはボロが出て業界から退散することになるかもしれません。

見積してから大幅な値引きをする業者

大幅な値引きはすごく得をするような気になりますが、このやり方は、最初から値引き分を見積書に上乗せしていますので、大幅な値引きをしても業者は痛くも痒くもないのです。

複数の会社から見積もりを取ると、こんなカラクリをやる会社はすぐ分かるのですが、こういう会社ほど、相見積りを取らせないように早い対応をしてきます。
早い対応は一見、信頼できそうな感じになるのですが、他の会社が入り込むのを防ぎたくて早い対応をしているのが実状です。

施工した事例を見せてくれない業者

リフォーム業を始めたばかりという業者は別として、施工した事例はどこの会社にもあるはずです。
すべての物件で、お客さんに喜ばれ何のクレームも無い、ということは無理としても、1件や2件はいつでも案内できる施工事例をもっているもの。

まったく、そのような事例として案内できる物件が無い業者はあり得ません。
見積もり段階でこんな依頼をして、何の対応も出来ない業者は要注意です。

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