築年数が古い住宅の内装や外装を新しくすることを、これまではリフォームと表現していましたが、平成20年頃からリノベーションという言葉を使うようになってきました。
リフォームとリノベーションは、厳密に違いがあるわけではないのですが、ニュアンスとしては次のような感じです。

  • 古くなったものを交換して元の状態に戻すのがリフォーム
  • 設備や機能などに新たなものを付け加えて、以前よりも付加価値を高めるのがリノベーション

リフォームか建替えかで書きましたまるごとリフォームは、リノベーションと言った方が良いかもしれません。

リノベーションの注意点

リノベーションは工事の規模が大きくなりますので、工事費も大きなものになります。
予算オーバーとなり計画を縮小せざるを得ないこともあります。検討する時間はたっぷり用意して下さい。ここでは、リノベーションで陥りやすい問題点について解説します。

リフォーム ホームプロ

構造上の安全性能が第一

リノベーションを行う住宅は築年数の古いものが多く、構造的な要素が現状の構造的な技術基準に満たないケースが多くあります。
最新の住宅設備を導入し、耐候性の高いメンテナンスフリーの外装材に替えても、構造上の安全性をクリアしていないと、大きな地震で大きな被害を受けることになります。
また、構造材の劣化が進んでいる場合には、耐久性そのものが極端に無くなっていることもあります。

多額の費用をかけてリノベーションしても、構造材が寿命で4~5年で解体しなければならないなんてあまりにもヒドイ話です。
そんなことの無いように、まず構造部材のチェックから始めましょう。

木造住宅の場合は土台や柱の腐れなど、構造部材の劣化をチェックすることと、耐力壁の量や配置など、現在の耐震基準に適合しているかどうかのチェックも大切なことです。
部材の交換や耐力壁の追加や補強など、必要なことは必ずやって下さい。

まるで新築したように生まれ変わるリノベーションは、デザイン的な面を重視しがちですが、20年、30年で長く健康な住宅である為には、構造上のことが最も大事なことです。

リフォーム ホームプロ

このページの先頭へ